2014年12月25日木曜日

サンタ・クロース

今年も街に現れて

夢あるところで

大切なお仕事してる

ハッピークリスマス

願いがそこにあるのなら

可愛い笑顔が見たいから

スヤスヤ寝顔を眺めつつ

そっとコッソリ忍び足

喜ぶ姿に思いを馳せて

無事に終えたらそそくさと

退散退散...

そんな想いを見届けて

リンリンリン鈴鳴らす音

2014年12月9日火曜日

パラパラカンカンザザザザザ

今年もまたやって来た

何とも愛おしいその音色

おいおい、色気もあるもんか

やっぱり寒い こりゃ冷える

車に積もってお邪魔します

ワイパーガキガキゴゴゴゴゴ

霰も積もれば凍となる。

2014年11月16日日曜日

イチイ

松ほども尖らない
シダ程は幅らない

緑の濃い葉

温故(オンコ)知新
一意(イチイ)専心

つい、遊び心。

からかう気持ちは甘えん坊
可愛い赤い実に
甘いその蜜に

昔も今も甘えん坊。

2014年10月26日日曜日

自容

『変わりたくない』のに変わる。

『変わりたい』のに変わらない。

変わりたくないのなら
『変わらなくていい』

変わりたいなら
『変わればいい』

さて、どうしようかな。

少なくとも、自分で自分を苦しめたくはないかな。

2014年10月1日水曜日

鈴リーン

鈴リーン

リンリーン チリリ チリリ

リリーン・・・リーリリ

リリリ

鈴虫 スズムシ

秋の夜長のその夜更け

私の心に染み渡る

その音 何のね なんの音

リーリリ リリリ理

リリーン・・・倫

2014年9月16日火曜日

イの夢

『人』の『夢』は『儚』くもあり

『儚』いものは 愛おしくもあり

愛おしいからこそ 大切なもの。

大切だから 諦めない

その道のりが『宝物』となり

その結果として『大成』される。

儚くも 諦めなければ 大成

図らずも 進んで行けば 成就 

儚くも 『夢』 諦めないこと。 

2014年8月26日火曜日

なにもないとき

なにもない

かんがえることもない

なやむこともない

ふあんだってない

なにもない

当たり前の
極自然な
誰にでもある

そんなもの

それよりほかに

なにもない

2014年8月11日月曜日

ガォーさんがいました

ガォーさんがいました

ガォーさんは悪さします
人の心に悪さします

ガォーさんは悲しいの
ガォーさんは強がりで
ガォーさんは寂しん坊

ガォーさん、時々現れて、あれよと消えていく。
いったい どこにいるのかな。

2014年8月2日土曜日

素直

素直にね 謝ること
許されるもの。

素直にね 喜ぶこと
満開の笑み。

素直にね 笑うこと
幸せなこと。

素直に心開けたら、
素直に道を歩んだら。

その先にあるのは
福の神の大歓迎...かな。

2014年7月22日火曜日

雀がね

チュン チュン チュン

ピッピッピッピッピ

チュルルル ピッピ

ピッピー

チュルン

チュン!

朝だなぁ...

あさだねぇ…

賑やかだなぁ...

にぎやかだねぇ...

お早う。おはよう!!

2014年7月4日金曜日

うごく時 

すすむ時

とまる時

やすむ時

おきる時

おこる時

いかる時

ゆるす時

なげる時

なやむ時

うれう時

あゆむ時

それも時

2014年6月4日水曜日

コノハムシ

身を守るためにコノハムシ

時にはコノハムシであるから踏まれてる

シャクトリムシに這われたり、カブトムシに踏まれたり...

疲れて自ら落ちちゃった。
お池にポチャリと落ちちゃった。

そこから木の枝に登ってた。

お疲れ様。その姿に生命を感じたよ。
皆そうやって生きている。
私もまたコノハムシ...

2014年4月4日金曜日

雨が潤す

雨は花粉を流してくれる。
大地を潤す恵みの雨。

雨音に耳を澄ませ
音を肌で感じる。

手を差し出して
指や手のひらや
ピチャンとハネる

人の身体から心にしみる。
心潤す恵みの雨。

2014年3月10日月曜日

庭水仙

どうして顔出した?
庭に咲く小さな水仙

まだこんなに寒いのに
朝はとても冷え込むのに

皆で集まっている
たよわくないね
談笑している様子なく
皆で同じ方を向き

押されてソッポ向いている
採られれのもソッポだね

一輪とってもか弱くない。

寒さに当たっていた貴方ゆえ
見事可愛い“一輪挿し”

2014年2月15日土曜日

暦の上では春。

現実では真冬のこの時に。

嵐がやってきた。

ヒュー、ヒューンと。

ビュー、ビューンと。

私の心と共鳴している。

ヒュルーリ、ひゅるん。

ビュルーリ、びゅるん。

私には心地よいよ。

恐ろしい程の強い音。

私には心地よいよ。

2014年2月9日日曜日

探聞

たんぶん・・・

単文・・・

短文・・・

短くし、簡単にして、探し詠む。

あぁ なる程。

短歌に繋がるもの・・・

探聞・・・

探し聞け。

それぞれの心にあるもので。

そうして真意を探る。

沢山の答えが表れるものかもしれない。

2014年1月16日木曜日

曇天

教えて貰ったこと

手前が青空だって、山裾曇天なら
雪が降るということ。

子どもの頃は自然と知っていたように思う。

教えてくれたその人はもう居なくて、
今朝、一人で曇天を眺めながら、雪が降るのだなぁ…と思うのです。

2014年1月5日日曜日

ビオラ

それはパンジーよりも小さくて

可愛らしいお花でした

ある人が植えてくれ

私はそこに札を付けました。

札は濡れ、直ぐにボロボロ

けれど、その小さく可愛らしいお花は

雨風に耐えて しっかりとそこに

咲き誇っていてくれました。